環境変数を使用してユーザー名に依存せずユーザーフォルダ直下にアクセスする方法

4.5
opened folder for documents on table Windows
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最近、とある作業のマニュアルを作ろうと思ったときに、「ユーザーフォルダ」に直接アクセスする手順をどう書けばいいか悩みました。
例えばエクスプローラーのアドレスバーに

C:\Users\(ユーザー名)

と入力すれば目的の場所は開けますが、この「ユーザー名」が人によって違うんですよね。
自分のPCならいいのですが、手順書にすると「各自のユーザー名を入れてください」と書かざるを得なくなり、ちょっと不親切に感じました。

何かうまい方法はないのかと探したところ見つけたのが「環境変数」です。Windowsには、ユーザーごとに変わる部分を自動的に置き換えてくれる便利な仕組みがあって、これを使えばユーザー名を意識せずに書けます。

基本の %USERPROFILE%

ユーザーフォルダに一発でアクセスしたいなら、これで十分です。

%USERPROFILE%

エクスプローラーのアドレスバーに入力してEnterを押すと、自分のユーザーフォルダが開きます。
例えば「Tanaka」というユーザーなら C:\Users\Tanaka に、「Suzuki」なら C:\Users\Suzuki に自動で飛んでくれます。

例えば、C:\Users\(ユーザー名)\hoo\bar.txt というファイルを開くなら、

%USERPROFILE%\hoo\bar.txtと入力してあげればいいわけです。

マニュアルに書くときも「エクスプローラーに %USERPROFILE%\hoo\bar.txt と入力してください」としておけば、誰が読んでも同じ説明で済むのが便利です。

他にも便利な環境変数

せっかくなので、よく使いそうなものもまとめておきます。全部エクスプローラーのアドレスバーから利用できます。

入力する文字列開く場所
%USERPROFILE%ユーザーフォルダC:\Users\Tanaka
%USERNAME%ユーザー名(文字列だけ)Tanaka
%APPDATA%アプリの設定(Roaming)C:\Users\Tanaka\AppData\Roaming
%LOCALAPPDATA%Local のアプリデータC:\Users\Tanaka\AppData\Local
%TEMP%一時ファイルC:\Users\Tanaka\AppData\Local\Temp
%PUBLIC%公開(共有)フォルダC:\Users\Public
%ALLUSERSPROFILE%全ユーザー共通のデータC:\ProgramData

どういうときに使える?

  • マニュアルを作るときに、ユーザー名を書かずに済む
  • アプリの設定ファイルやログを探したいときにショートカットになる
  • 一時ファイルをすぐ消したいときに %TEMP% と入力して飛べる

普段の作業効率化にも便利だし、人に説明するときもわかりやすい。
「ちょっとした裏技」みたいな感覚ですが、知っているとかなり助かります。

まとめ

最初は「マニュアルをどう書くか」という理由で調べ始めたのですが、思った以上に便利で、自分の作業にも役立つことがわかりました。
Windowsの環境変数は地味ですが、覚えておくとなにかと便利そうですのでこれからも積極的に活用していこうと思います。

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